2017年12月8日金曜日

自店の価値を上げることを考える時に役に立つ3つのマジック・クエスチョン

こんにちは! 鈴木貴之です。

前回の記事「誰の為のお店なのかを知る。」では、誰の為のお店でもない場合、あなたのお店・飲食店・教室・医院は誰にも選ばれないということをお伝えしました。

しかし、問題は「自分はいったい誰の為のお店を経営しているのだろう?」と考えた時に、容易に答えは出ないということです。

考えて、考えて、考えても答えが出ない・・・そういうことが多くあります。だからこそ、前回の記事でもお伝えした通り、誰の為のものでもないお店が巷にあふれているのでしょう。

そこで、この記事ではそれを考える時に役に立つ3つのマジック・クエスチョンをお伝えしたいと思います。


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MQ1 私はいったい誰なのか? 私たちは誰のために存在しているのか?
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あなた自身のこれまでの人生、そしてそこで得てきた経験から答えを探していくのがこの質問です。

あなたは世の中すべての人に価値を提供できるかもしれません。本来特定の人に絞る必要はないのです。あなたが提供できる人を絞れといっているわけではありません。あなたのお店を利用したいという人を断れといっているのではないのです。

そうではなく、あなたにはきっと地域の他の同業者にはない経験があり、それがゆえによりあなたに合っている人、よりあなたの経験を重要視してくれる人、よりあなたの経験が役立てる人、あなたという存在を認め、あなたと関わることを求めている人がいるはずです。

そういう人を探しましょう。


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MQ2 あなたは何のために存在しているのか?
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お店の事業としての性質とは別に、お金を稼ぐということとは別にあなたは何の為に存在しているのでしょうか?

例えば、単純にスイーツショップをオープンすると言っても、何もなしに単純にスイーツを売る店をオープンするのと、それを地域活性化につなげる手段としてオープンするのかではその後できる品ぞろえや人脈が全く異なったものになります。

そしてそれらが違うがゆえに、あなたのお店の経営自体も全く異なったものになるでしょう。より大きく発展し、そしてより地域の人に受け入れてもらいやすいのはどちらかというと、それは言わずもがなです。


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MQ3 1、2の内容を私はしっかりと明確に伝えられているだろうか?
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よくよく話を聞いてみるとこれら1,2の内容をしっかりと考えられている方も時々いらっしゃいます。しかし、多くの場合このMQ3で引っかかってしまうのです。

いくら自分の中に秘めた想いがあったとしても、それが相手に伝わっていなければ内と一緒です。

商品やサービスの背景にいくら素晴らしいものがあったとしても、それを伝えなければ伝わりません。相手に伝わる媒体を使って相手が理解しやすいように伝えるスキルが必要です。

伝えたい相手に届かない媒体を使えばもちろん伝わりません。相手が理解しやすい言葉や言葉のトーン、話の仕方、そして伝えたいことを明確に伝える力、そういったものすべてが必要です。

そういうことを考えずに伝えても、伝わらないというのです。


ぜひこれらの3つの質問を読み直し、そしてより地域の人を集められるお店・飲食店・教室・医院になっていきましょう!!






・各教室の先生、社労士、フィナンシャルプランナー、整体院の先生、エステサロンオーナー、コーチングのコーチ、カフェのオーナー、美容院、便利屋、清掃業者などから集客相談を受けています。

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